羽衣伝説21
2007 (H19)作品・op.13

動画視聴


平行視版・全編公開中
平成19年08月18日完成(+一部視差修正)
作品時間:約3分19秒(本編)+
      注意編 (アナグリフ版:17秒、平行法版:21秒)
2DCG/視差立体視映像作品

staff

監督・作画:細山広和
声/ナレーション:蔦なつ(ゆめくず ( http://odango.tutakazura.com/ )
音楽データ提供:
TAM Music Factory, サウンドアベニュー, 零式マテリアル
効果音データ提供:
WEB WAVE LIB, 音の杜, Soundoffice.com, サウンドアベニュー, 同人ゲーム製作研究所, Mikes ITCWin , HANAC200X, ザ・マッチメイカァズ, ULTIMATEゲーム事業部

映画祭・ノミネート

  • 2008年05月05日
    第20回CGアニメコンテスト(Project team DoGA主催):外伝(平行視版_特別編集版※)
    平行視版に加え、DoGA様のご好意で交差視版を作成・収録されている。

上映・公開歴

  • 2007年08月19日 コミックマーケット72にてCD-ROM(鐘童幻燈舎のアニメ盤・7)頒布(立体眼鏡付き)
  • 2007年12月13日 「しずおかデジタルコンテンツグランプリ」にて配信開始(アナグリフ版/受賞はなし)

作品概要

静岡県三保の松原・・・650年の昔から
「天女の羽衣伝説」の伝わる静かな浜辺。
その伝説の松に、かつての天女の孫娘がやってきた…!
あっと言う間に終わる一発オチ作品。ちょっと珍しい「立体」アニメだよ!!

制作について

僕が現在住んでいる静岡県に、「三保の松原」という名勝があるのですが、
そこに伝わるのが「天女の羽衣伝説」という昔話があります。
その話をもとにして、2−3日くらいで思いついたのが今回のアニメ作品「羽衣伝説21」です。

で、この作品を作るにあたって、チャレンジしてみたのが、手書きで「立体アニメ」ができないか?という、無謀な試みでした。
当時、3DCGや、クレイ等を用いて高い機材で立体視の映像をつくることは、劇場作品等では
公開されつつあったのですが、ことアマチュア作品での立体作品は数える程しかなく、
そんな中でも手書きアニメで立体視なんて作品は、おそらく当時は無かったんじゃないでしょうか?

高価な機材を用いず、パソコンとPhotoshopだけで立体の作品はできるのか…?
試行錯誤しましたが、意図的に右目と左目の画像をレイヤー毎にずらすことで見ることができるようになると確信。
デジカメ撮影も消失点をずらした2枚の写真を用いる等、色々試行錯誤の上で出来た作品です。

で視聴方法なんですが、なるべく沢山の方々に見て頂けるよう、
動画のタイプを(1)眼鏡さえあればどこでも観れるが色情報が欠落する「アナグリフ方式」と
(2)鑑賞にコツが要り、画像の大きさも限られるが色表現が可能な「平行視」式
の二つで制作しました。 なお、(アナグリフ眼鏡はhttp://www.stereoeye.jp/より購入可能です。  またこちらではアナグリフ映像の作成フリーウェアも公開中です)

作品画像の一部

平行視版アナグリフ版

© 2007 Kanewarabe Animation Studio, Hirokazu Hosoyama